EH10型 電気機関車
トップへ
配置車両へ
テールライト、正面窓他が更新されました。
2002年3月落成時の姿。
Greifbare Eisenbahnの貨物輸送量増大に伴って、今回配置されたのはマンモス電機EH10型。
黒い車体に2本の黄色ライン、ED機2両分のロングボディーなどひときわ目を引く存在です。
ED型電機に続く2両目の「複電源車両」となっております。
全路線を走行できる強みを生かし、長距離貨物に活躍の予定です。
下画像は試運転の模様です。
2008年1月にテールライトおよび正面窓を中心に更新工事が施されました。
落成後6年を経過した「ベテラン機」ではありますが、まだまだ第一線で活躍します。
EH10型は昭和29年の東海道本線全線電化に際し、合計64両が製造されました。
旧型機と後に登場するEF60型以降の新型機の接点に位置付けられる形式です。
ED型を2両連結させた2車体構造という形態にも特色がありますが、従来の貨物機の多くにあった
先台車とデッキを無くしたスタイルは、新型機への形態上の基礎を築いたといえるでしょう。
出力も当時最大を誇り、特急「つばめ」牽引による高速試験も行われました。
トップナンバーから4号機まではパンタグラフが連結面よりに装着されていましたが、集電効果が悪く
5号機以降のパンタグラフは車端に移されています。
晩年は吹田第二機関区と稲沢第二機関区に集中配置されました。
昭和53年東海道、山陽本線の貨物機形式統一と貨物列車自体の削減によりEH10型は余剰となり、
その大型車体故に他線区に転用されることもなく昭和56年全機が引退となりました。
現在61号機が大阪市東淀川区の東淡路南公園に保存されています。
EH10型34号機。 タンク車の後に連なる車運車も懐かしい 昭和55年 東海道本線 稲沢 〜 清洲にて
トップへ
配置車両へ