ED19型 電気機関車


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 青色車体で登場したED19型電機の茶色化が実現しました。
 貨物牽引の主力機として期待された同機ですが、先輪の構造上の問題からポイント通過に
 支障をきたし、茶色化も半ばに長らく休車状態が続いていました。
 このまま廃車か?とも囁かれましたが、そこはオーナーの一番好きなデッキ付旧型電機。
 様々な部品を試用した結果、先輪構造も改良され本線走行のめどもたちました。
 それを機会に車体も茶色となり、ここに古き良き時代の旧型電気機関車が“復活”しました。






 
 茶色化に伴い車体も更新されました。
 青色時代にやや間延びした感のあった車体と、デッキ部をそれぞれ短縮、エアフィルターも
 一部旧型機に使用された変形ヨロイ戸タイプに交換しました。
 側窓も更新されています。
 茶色の同機は、比較的明るい色使いの車両が多いGreifbare Eisenbahn内に落ち着きを
 与えてくれる存在となっています。
 2004年6月に再度更新工事を施し、デッキ周りの印象が変わりました。
 2005年1月には屋根先端部茶色化、側窓位置及びデッキ部の更新工事を行っています。




茶色化直後の姿です


青色時代のED19

 ED19型電機はアメリカ、ボールドウィン・ウェスチングハウス製ED53型を貨物用としたものです。
 小型のデッキ付車体は茶色塗装とあいまって実に魅力的でした。
 実車は晩年飯田線北部の貨物牽引に活躍し、昭和51年頃引退しました。
 晩年所属していた伊那松島機関区のある長野県箕輪町にトップナンバーが保存されています。



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