AP米国へ Part 3 Adult Primo in America V

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またまた行ってきました。ロサンゼルス。
もちろん今回もお目当てはレゴランドです。

過去2回はいずれもロスに7日間滞在するツアーでした。
今回もそれにするとなると、いかにメインの目的がレゴランドとはいえ、さすがに何だか変化がありません。
せっかく旅行するだから妻も他の所見たいだろうし。
そこでサンフランシスコ滞在がプラスされたツアーを検討しました。
サンフランシスコには中部国際空港「セントレア」からの直行便があるので好都合です。
が、この2都市滞在プランは、何故かどのパンフレットにも先回利用したホテルが載ってないのです。
過去2回の滞在中いろいろお世話になったホテルなので、ここは外せません。
というわけで今回はツアーではなく航空券、ホテルともに個人手配することにしました。

5月16日。約10時間かけてサンフランシスコに到着。
昼頃にはチェックインを済ませ早速街の探索に出ます。
ホテルの近くには「FAO SCHWARZ」というニューヨークに本店がある大きな玩具屋さんがあるのです。
ロス入りする前にこの店で軽くアメリカレゴに慣れて?おかねば(笑)。
通りを歩いていくと、「FAO SCHWARZ」の看板が出てる大きなビルを発見。
が、入り口がわかりません。というより営業してないみたい。お休みか?・・・よく見たら閉店して空きビルになってました。


 「RENTAL SPACE」の看板が。

サンフランシスコでの滞在中他に玩具屋さんは見当たらず当然レゴの収穫も無し。
ケーブルカーに乗るなどして楽しみました。

 
 
うまい具合に対向列車側の最前列を確保!

5月18日。ロサンゼルスに移動です。
チェックインするや早速昨年お世話になったスタッフの方とも再会し、S@Hも受け取りました。
「LEGO again.(またレゴね)」
レゴランドへは2日後の20日に行くことにし、とりあえずは部屋で#10133を製作。
照明が暗めだったのでダークグリーンと黒が判別しにくかったです。
家デザイナー#4886も開けたかったのですが、さすがに妻に止められました(笑)。

翌日はサンタモニカへ。
ここには「Puzzle Zoo」や「トイザラス」などがあるので、ようやくアメリカレゴとの対面が果たせます。
しかしここでもショックなことが。何とトイザラスまで本屋さんに代わっていたのです・・・
「Puzzle Zoo」は健在だったものの、昨年に比べレゴのスペースは縮小となっていました。

これはやはり“最後の砦”レゴランドしかありません。
今回も鉄道の往復切符とレゴランド入場券のパックを予約しました。
Union駅7時20分発の列車です。Oceanside駅には9時14分の到着。ここまでは昨年と同じです。
Oceanside駅とレゴランドを結ぶシャトルバス(実際はリムジン 参PartU)が利用者減少のためか廃止されたようで、
ここはタクシーを使うしかないようです。でも駅にタクシー乗り場ってあったっけ?

5月20日。5時半のバスでUnion駅に向いました。
6時40分駅に到着。
窓口で予約番号、身分証明書としてのパスポートを提示し切符及びレゴランド入場券を受け取ります。
鉄道を利用してレゴランドに行く人は極めて稀なようで、窓口の女性も珍しそうに「レゴランドに行くの?」と尋ねてきました。
もし来年も来ることがあれば鉄道を利用するから私のこと覚えておいてね。
ホームに入線していた列車はおなじみ「Surfliner」。
駅を出発すると貨物ヤード、住宅地、広大な畑・・・景色が変わっていきます。
海が見えてくると30分ほどでOceansideに到着です。


 Oceansideを出発した「Surfliner」

日本ならある程度の規模の駅には客待ちタクシーがいるものですが、ここはどうでしょうか?
駅を出るとタクシーが一台停まっていました。すぐにお客さんを乗せて行きましたが、どうやら待っていれば来るようです。
はたして5分ほどでタクシーが。ほーら来た♪。
運転手さんが何か尋ねてきます。「???」もっとゆっくり話しておくれよ〜。
聞き返すと、「(ちょっと考えて)君達はさっき到着した列車から降りてきたのかい?」「そうです!」「じゃあ乗りな」
最悪30分位は待つのを覚悟していましたが、意外にもすんなりとタクシーにも乗れました。めでたし、めでたし。
でも最初に何を尋ねてきたんだろう?鉄道利用客専用のタクシーなんだろうか?
発車してすぐに、やや離れた場所でこちらに手を振る御婦人2人の姿が・・・。
これを見て私は全てを理解しました。
この車は実はあの2人が呼んだタクシーで、最初に運転手さんはそれを確認してきたようです。
やっぱり呼ばなきゃタクシーは来なかったんだ〜。   
後で確認したところ実際は客待ちしてる場合もあるようです。)

2人の前まで行くと気まずいな〜、と思ってましたら上手い具合に手前の道で転回してくれました。
最初のタクシーが停車していた場所で待っていたのと、何よりも私のリスニング能力の無さが“幸運”をもたらして
くれました(笑)。まぁ「列車から降りてきた」のはウソではないわけだし・・・。
帰りも迎えに行くから呼んでくれ、と運転手さんの名刺をもらいました。これで帰りの足も確保です。
10分ほどでレゴランドに到着。
タクシーの運転手さん、駅で手を振ってた御婦人・・・いろいろな人たちに“支え”られてここまで来たことを感謝しつつ
入場ゲートをくぐりました。


 
レゴランド入場ゲートの表と裏。チューブも忠実に表現されています。

レゴランドの入場料は大人$44.95
一日入場券の他に各種パスポートも販売しています。
レゴランドでの買い物10%オフ(一部除外あり)、レストラン優待、駐車場料金無料などの特典に加え、年1回マスタービルダーにも会える
Ambasssador Lifetime Pass」は最強!
持ってる人にまだ会ったこと無いけど(笑)。
またサンディエゴ市のサイトでは一日入場券が$5オフとなるクーポン(※)を入手できます。
昨年訪問した時に用意していきましたが、パックで予約したので結局使うことはありませんでした。
ちなみにパックでの入場料は$36。結構お得でしょ。

※ 2011年6月現在は10%オフのクーポンとなっています。
※ 2011年11月に確認したところ$10オフとなっていました。

 「Ambasssador Lifetime Pass」は$1,000也

過去2回の訪問でどこに何があるのかは大体把握してますので、今回は新アトラクションを中心にゆったり見てまわる
つもりです。もちろんパーツ詰めは外せませんが。
例によってまずは「The Big Shop」にて下見を・・・と思ったら午後からの営業とのこと。
たしかに入場してすぐにレゴを買い込む人はいないでしょうから、これはこれで効率を考えた結果かな、と。
テクニックコースターを楽しみつつ奥のエリアへと進みます。
しかしアトラクションも幾つかが10時半からの運行開始となっていました。
他にも各レストランのレゴナプキンが普通のものに変えられるなど、経費節減を意識する姿勢が見られました。
ともあれ10時の開場に合わせて入った人はまわり方を少し考えないといけません。
まずは最初にレゴの街「Miniland」を見て過ごすのが一番かと。
一回りすれば各アトラクションもオープンしていますしね。
午後から再び「Miniland」を訪れれば、午前中とは違った光線状態で楽しめます。



手前にロサンゼルスの街並み、金門橋の奥にはニューヨークの摩天楼に自由の女神という「アメリカの風景」が凝縮

今回楽しみにしていたのは先の訪問時に製作中だったスペースシャトル基地。
製作中のものはまだ全体のイメージがつかめない状態でしたが、見事な基地と公園が完成していました。
その横にはもう一つ新作が。レーシング場です。
一体一体製作されたスタンドの観客など、感動ものの作り込みです。


 

 

従来の街にも少しづつ新作が加えられていました。いずれもすばらしい仕上がり。
先回は気に留めませんでしたが、訪問したサンフランシスコの名所も忠実に再現されていました。
実際見てきた場所となると親近感も湧いてきます。
やはり期待を裏切りません。いいぞ、レゴランド。



ピア39。円内にはアシカも表現されています。

 

新アトラクションも着々と準備が進められています。順にご紹介していきましょう。
1週間後の27日にオープンする「Knight's Tournament」の試運転の様子を見ることができました。
右画像のアームが先端部に人を乗せた状態で前後左右に動くというもの。
これは大人も結構楽しめそう。
オープンが一週間早ければね〜。

 
翼の付け根の細さに注目。これだけでよく支えられるもんです。


 空港からホテルに向う途中発見した「Knight's Tournamentの予告看板。

お次は「Fun Town Fire Academy」。
消防車に乗って「消火活動」をするなどしてタイムを競うというものです。
右画像にある的(火の中にある丸い部分)をめがけて放水し見事命中するとニコニコ顔の消防士が現れます。
2人一組でポンプを動かして放水するため意外に力仕事。
子供より大人の方が熱くなっていました。

  

Skyscraper Climb」は手軽にロッククライミングを楽しめるアトラクション。
一人$6。二人では$10で楽しめます。
親子がチャレンジしていましたが、お子さんが足場の少ない窓のあたりでどうしても登ることができず、その間お父さんは応援しながら
ずーっとこの状態でした。



Miniland」に設置されたのは一定時間レゴの船を操縦できる「Miniland Marina」。
レゴの街を眺めつつのんびりと楽しめます。
こいつも有料です。



2005年夏には「Wild Woods Golf」もオープン予定です。
塀で囲まれていて中の様子はわかりませんでした。
とりあえず予告看板だけ撮影。



やはりこういったアミューズメント施設というのはエバーリニューアル。
訪問する度に新たなアトラクションが増えていくのは楽しいものです。
その一方でいつまでも変わらず残っていて欲しいものもあります。
LEGO club house」。そう、パーツ詰めの館です。
ある意味これをしたいがためにレゴランドまで来てるようなものですから。

  
「LEGO club house」に突っ込むように停まっているパーツ補充用?トラック。

 

何百種類ものパーツ入りケースが並んだこの壮観な光景。何度見てもいいもんです。
基本パーツの他にフェンス、窓、ミニフィグなども詰め放題。
1/4ポンド(約110グラム)$6.99は昨年と変わりません。
特に目を引いたのは花パーツ。沢山詰めてお花畑を作ろう♪
花は白と黄の2種類。
嬉しいことにグレー及び茶色はまだ旧色でしたので、プレート類を中心に詰めました。
先回は赤のみだった45度コーナー屋根は大好物の黒も登場。
ミニフィグは街系が充実です。
鉄道員フィグもありましたのでこれを機にGreifbare Eisenbahnの増員を図りました。
ちょっと意外だったのは、グレーのヒンジパーツや茶色の半ポッチずらしパーツ。
数あるパーツの中から何故これらが選ばれたのか不思議です。
個人的には両方とも有用なパーツなので、これらもしっかり詰めてきました。


 

さて、参考までに幾つかのアメリカS@Hパーツを110グラムあたりの料金に換算して比較してみましょう。
S@H価格 重さ 110グラム換算価格
 プレート#1   $4.99  ($4.24) 51グラム   $10.76 ($9.14)
 1×2     50個   $6.99  ($5.94)  40グラム    $19.22 ($16.33)
 半ポッチずらしパーツ 80個   $4.99  ($4.24)  25グラム    $21.95 ($18.65)
 窓      25個               $7.99  ($6.79)  23グラム    $38.21 ($32.47)
 プレート2×4  100枚   $8.99  ($7.64)  120グラム    $8.24  ($7.00)
 1×4     50個   $5.99  ($5.09)  80グラム    $8.23  ($6.99)
 2×4     50個  $6.99  ($5.94)  110グラム    $6.99  ($5.88)
 1×6     50個  $6.99  ($5.94)  116グラム    $6.62  ($5.63)
 2×2     100個   $6.99  ($5.94)  140グラム    $5.49  ($4.66)
これらのS@Hパーツはいずれも「Extra saving」対象品。
カッコ内のS@H価格は15個以上まとめ買いした場合に適用される15%オフの価格です。
110グラム換算価格が赤色のものはレゴランドが、緑色はS@Hがお得。
全体的にレゴランドの方がお得なものが多い一方で、例えば2×2を300個必要、という場合はS@Hを利用した方がお得であるといえます。
実際レゴランドがS@Hに比べてパーツの種類、色ともに豊富なわけですが、うまく使い分けることでレゴ経費節減に繋がります(笑)。
以上ご参考まで。

レジで清算していましたら、アルファベットタイルを発見!
スーパーのレジ近くのガムや電池みたいな感じで置いてありました(笑)。
レゴランドに来たらこれを買おうと思ってたのです。見つけて良かった〜。
さらに黒とグレーのパーツ詰め合わせパックもありました。
黒もグレーも今詰めたばかりだから必要ないか、とよく見てみるとトレインパーツが入っています。
確認してみると連結器が4個、車輪は何と6個も!

これで$12.95は絶対お買い得、ということでゲット。

S@H蒸気機関車
の共通部分の詰め合わせのようです。

 

思わぬ収穫もあり満足して「LEGO club house」を後にしました。
再び「Miniland」を見ながら午前中覗けなかった「The Big Shop」へ向います。


 

 

壁面一杯に陳列されたレゴ。いいですね〜。
日本の玩具店の貧弱なレゴ売場を見慣れてしまった者としては興奮を覚えずにはいられません。
ただ、トレインは少なめでした。新作の#10170あたりを期待していたのですけどね。
S@Hで扱っている#10068他の小袋LEGO club house」で購入したトレインパーツ詰め合わせは沢山置いてありました。
バイオニクルコーナーにも大きなレゴ製モデルが。
あまり興味のないバイオニクルでも、こいつは欲しいと思いました(笑)。

時刻は15時50分。そろそろ帰りのタクシーを呼ばねばいけません。
行きにもらった名刺の連絡先に電話しようと公衆電話を探します。が、小銭が無いことに気付きました。
何か買ってお金を崩してもよかったのですが、向ったのは出口近くにあるインフォメーション。
「Could you call me a taxi?」
「Sure!」
・・・我ながらナイスです。小銭が浮きました〜(笑)
行き同様、皆さんにサポートされて無事Oceanside駅に到着。
楽しい時間はすぐに過ぎてしまいました。
来年もまた来れるといいなあ。

 
帰りの列車が到着。今回は並びが実現。

レゴランドへ辿り着く方法を調べてみました。ご覧下さい。
レゴランド・カリフォルニアへの道


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レゴランド以外で見かけた「LEGO」も紹介しておきましょう。
AP米国へでご紹介した「Tom's toys」ではミニパーツ詰めコーナーが開設されていました。
2×2プレートやタイヤなど20種類ほど。

また先回改装中だった「Century City Shopping Center」内の「Puzzle Zoo」も新装オープン。
店舗は大きくなりましたが、レゴスペースは以前より縮小されてしまいました。

 
Puzzle ZooCentury City Shopping Center店


テレビではレゴ
スターウォーズエピソードVのCMが放映されていました。
また新聞でもスターウォーズ特集の中にレゴのゲームソフトの紹介記事を発見。
「The plastic-looking version of Anakin」という表現が何だか笑えます。


  



トレインネタとしてサンフランシスコのレトロな路面電車もご紹介します。
大まかに2タイプの車両が在籍しており、主力は前面2枚窓の丸っこい車両。
ご覧のように様々な車体色で楽しませてくれます。
オレンジの車両はさらに古めかしい車両です。
いずれも広い乗降ドアが印象的。
「オレンジ君」みたいなのがGreifbare Eisenbahnにあればなぁ(笑)。

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